E' un sorriso oggi  〜今日も笑顔で〜

今この時に感じたこと。書いてます。 いつ書くの?今でしょ^^

子育てもひと段落

無事、今日3男の高校の卒業式を終えました。

式の最中、これまでの出来事が頭の中走馬灯のように流れ、涙が溢れました。

中学校2年で不登校が始まると、ベットから起きられず、昼夜逆転、下痢、吐き気など身体的にダメージがでて、病院で処方された入眠剤で幻覚をおこし窓から飛び降りそうになったり、リストカットしたり、気持ちもダウンしたり、今考えると、良く生きてこれたなと思うのです。

その辛い時期、養護の先生に紹介されたのが、市内の中学校の特別教室で、先生は数学の教師で臨床心理士の資格を持っていらっしゃる方でした。
この先生との出逢いがあって、親子共々・・・命拾いをしたと思っていますし、もし、出逢いがなかったら、息子は違う人生を歩んでいたと、言いきれるぐらい、素晴らしい先生との出会い。
決して無理強いすることなく、それでいてちゃんと個人を尊重し、道しるべを示してくれて、最終的には、高校受験をし、合格、そして今日卒業を迎えた学校で4年間過ごしてきた訳です。

中学校生活で、もう一人の恩師との出逢いも息子を支えてくれました。陸上で砲丸投げをやっていた息子が学校生活行けなくなると、「授業にでなくたっていい。部活だけは出ておいで」と居場所を作ってくれたことで、高校に進んで砲丸投げで結果をだそうと頑張ってこれたのです。
高校4年の夏に全国大会で優勝したときは、先生に恩返しが出来たと思いました。卒業した今も尚、先生は息子の大会の度にmessageを下さっていたと息子から聞いた時、感謝の思いで胸がいっぱいでした。

高校生活も、いい先生、素敵なクラメートに恵まれ順調か?という時、3年生の夏の大会の前から体調をくずし、10kgほど痩せた時はどうなるかと思いましたが、このときも、まわりの方たちにてを差し伸べて頂いて復帰し、今にいたります。

人生は、順調の時ばかりではないし、悪いことばかりでもない。
自分に降りかかってくることには意味がありムダがない。
出会いは偶然ではなく。
苦しい時こそ、差し伸べてくれる手が、どれだけ暖かく感じるか。

「冬は必ず春となる」

この言葉を胸に頑張ってきました。
極寒の冬が、明けない時はないわけです。

3人の息子達にそれぞれ苦労もありましたが、今思えば、私が母親としての成長する為の試練だったし、それ以上に素敵な出会いもあったし、無事今日の日を迎えられ感謝の思いでいっぱいです。

これから社会に出る息子も陰ながら、いい出会いがあるように祈り応援していくつもりです。